3月11日午後2時46分ごろ東北地方でマグニチュード8.8、震度7の大地震が発生しました。津波10m以上、
日本の沿岸すべてに津波が襲来、死者千数百人以上の国内空前の規模であります。被災をされた皆様には、慎んでお見舞い申し上げます。
和歌浦の漁業関係者の友人に夕方携帯で電話したところ、「まだ沖におるんや」と言って、周囲も無線のやり取りで大変な状況でした。
小学校、支所・連絡所には各地でたくさんの方が避難されていました。海南市でプレジャーボート11隻が転覆等人的被害はないようでしたが、
いけす破損等被害が続出するといった本県にも大きな津波が押し寄せました。うちの次男も3月12日の大学受験のために首都圏の方へ向けて出発はしましたが、
結局新大阪駅で夜10時まで足止め、その日夜中に家に帰ってきました。被災地には不明者も多数いらっしゃるようで、安否が気遣われます。
和歌山県も今回の大地震を教訓に更なる防災のための外的な準備、そして危機意識と身近な備えをチェック、再確認しなければなりません。
県議会防災環境等対策特別委員会委員長として重責を果たしていきたいと思います。 日差しは春めいてまいりましたが、陽がかげるとまだまだ寒い今日この頃ですが、皆様お元気ですか。本当にこの冬は寒さが厳しかったですね。ワイシャツの袖をまくり上げて闊歩するのが私のトレードマークですが、この冬ばかりはそうもいきませんでした。でもお蔭様でうちの家族も大した風邪も引かないでみんな元気であることが何よりも救いです。さてどうも国政が落ち着きません。ねじれ国会、1つの大きな原因は小沢氏の強制起訴問題でしょう。早く新年度国家予算、予算関連法案を仕上げてほしいものであります。やはり政治には用意周到な根回しは必要でしょうし、自分の政党のことよりも国民のために政治を行ってほしいものであります。思いつきで発言したり、エエカッコ言っておいて不実行なのは、国民の政治に対する信頼を失墜させるばかりです。その間隙を縫って地方政党や首長連合の動きも活発ですが、私は地方政党であっても地方政治を党派で左右することには賛成しかねます。県政の諸問題には当局に対して党是よりあくまで是々非々で対処していくのが地方議会人の務めだと思います。国政がねじれている間に、痛ましいニュージーランド地震の発生、中東の政治不安と内戦状態、そして石油高、中国は相変わらず日本の領域に揺さぶりをかけ、ロシアは北方領土にプレッシャーをかけてくるという、日本の内政混乱を見透かした周辺諸国の動きは油断がなりません。国内においても日本伝統の国技大相撲が八百長問題で大揺れ、ただプロ野球のキャンプやオープン戦で新人がけれんみなく活躍している姿を見せてくれているのがせめてもの清涼剤であります。統一地方選挙真近でありますが、国政の混乱に左右されない、県民の、そして市民の目線で、人口減少に歯止めをかけて、明るくにぎやかな郷土和歌山県の発展のために、地域に根ざして、地域の諸問題に全力で取り組んでまいりたいと思います。
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